ドアミラーが自動的に格納されないと不便
約12年乗ったタントを手放し、N-BOXに乗り換えた。
ウチのもう1台の車(ステップワゴンRP5)では、ドアをロックすると自動的にドアミラーが格納され、ロックを解除すると自動的にドアミラーが開く、「オートリトラミラー」の機能が搭載されている。
今回購入したN-BOXのグレード「G・Lセンシング」では、上記の機能が搭載されておらず、お店の駐車場に車を停める時などは、ドアミラーを手動で格納する必要がある。
一度、便利機能に慣れてしまうと、その機能がないことに違和感を感じてしまうものである。バックモニターも、今や付いてない車に乗るとものすごく不便に感じてしまうのである。
N-BOXには、同様の機能を実現出来る社外品のユニットが販売されていたので、キットを購入して取り付けてみることにした。
購入したキット
以下のキットを購入した。もう少し安価なものもあったが、既存の配線を切ったりすること無く、カプラーの抜き差しだけで取付けが出来そうなことや、説明書や動画が充実していることがポイントとなり、こちらの商品をチョイスした。
用意した道具
- +(プラス)のドライバ 中型サイズ
- 内張剥がし
内張剥がしは、キットの内容物に含まれていたため、別途購入する必要はない。 - 養生用のテープ
作業手順
運転席の、ピラーカバーを外す
運転席のピラーカバーを取り外す。浮かせて右にずらして取り外す感じであった。
パワーウィンドウのスイッチユニットを取り外す
スイッチユニットを浮かせ、2カ所のコネクタを外し、スイッチユニットを取り外す。
レバーハンドルの中のネジを外す
ドアの内張を取り外すために、2カ所のネジを外す。
ドアポケットの中のネジを外す
ドアの内張を外す
ドアの内張を外す。ドアの右下部分に内張剥がしを差し込んで、外していった。
ドア右側のコネクタの差し替え
ドア右側のコネクタを外し、代わりにキットのコネクタを差し込む。もとのコネクタもキットのコネクタに差し替える。
パワーウィンドウのスイッチユニットのコネクタの差し替え
パワーウィンドウのユニットのコネクタに、キットのコネクタを差し込む
コントローラーボックスの取付け
キットの本体部分である、コントローラーボックスにコネクタを差し込んだ後、内張の空いたスペースにコントローラーボックスを貼り付ける。内張と干渉しない位置に貼り付ける必要がある。
ケーブルの整理
ケーブルがブラブラしないよう、付属の結束バンドを使ってケーブルを固定する。
ドアの内張の取付け
ケーブルを噛まないように注意しながら、内張を取り付け
パワーウィンドウのスイッチユニットの取付け
キットのパワーウィンドウのユニット用のコネクタ2カ所を、パワーウィンドウユニットに取り付ける。
ネジの取付け
レバーハンドルと、ドアポケットのネジを取り付け直す
ピラーカバーの取付け
ピラーカバーを取り付けし直す。右側から左にスライドさせた後に押し込む感じ。なかなか難しい。
完成
取り付けたユニットの動作を確認した。無事にドアロックで自動的にドアミラーが格納され、ロック解除でドアミラーが開く動作となった。
助手(小学6年女子)と2人で、約1時間で完成した。安価にドアミラーの自動格納が出来るようになり、大変満足である。