HOSCO製のギターキットの制作 (4) ネックとボディーの接合
いよいよネックとボディーをくっつける。
ネックとボディーをくっつける。
作業時間目安:1時間30分
ネック側にボディーとの接合用のネジを取り付けるための下穴を開け、ネジで固定する。
穴位置を決めるための作業が少々複雑だ。
ブリッジを仮置きした上でネックの位置を調整するのだが、ブリッジ、ネックともに固定されていない状態であるので、基準がずれやすく間違いが起こりやすい作業工程と言える。時間をかけてじっくり取り組むのが良いと思う。
この後の工程で出てくるのだが、私はブリッジの取付け位置の調整に失敗したため、一度取り付けたブリッジを取り外し、もう一度穴を開け直して取り付けるという修復作業を余儀なくされた。
ボディーのネックポケットとネックの加工精度は高いので、ボディーとネックがピタッとくっつく位置を正しい位置だと信じて、ネックとボディーを先に固定した上でブリッジを調整するのが良い方法だと思う。
HOSCO エレキギターキット STタイプ ER-KIT-ST
とりあえずネックとブリッジを置いてみる
ネックポケットとネックは加工精度が高く、角度の調整をするような遊びはほとんどなかった。
ネックとボディーをクランプで仮固定
ネッククランプで固定する。
ブリッジの位置決め
1弦と6弦を貼り、位置調整のガイドにする。
※ちなみにキットの中に弦も1セット含まれているので、別途用意する必要は無い。
12フレットから324mmの位置にブリッジのサドルが来るようにしつつ、、、
1弦と6弦のネックの端っことの距離を見ながら、ブリッジの位置を調整する。
ブリッジの位置決めが出来たら、養生テープ等でブリッジが動かないように固定しておく。
ネック固定用ネジの下穴開け
ネック固定用のネジの下穴を4つ開ける。勢い余ってネックの表側まで穴を貫通させないように注意したい。
ネックのネジ止め
説明書に従い、この段階ではネジ2本のみで固定した。ネックプレートも後で取り付けるため、ネジを締め込まないようにした。