マラソン大会に初参加 日本平桜マラソン(10kmコース) 

あと数年で、40歳になる。
ここらで増え続ける体重にストップをかけねばと、10kmのマラソン大会に挑戦することにしてみた。

参加した大会 日本平桜マラソン10kmコースについて

日本平桜マラソンは、毎年4月の初旬に静岡市で行われるマラソン大会。
今年は桜の開花が遅かったため、満開の桜の中でのレースとなった。

  • 23.5kmコース
  • 10kmコース
  • 5kmコース
  • 2.4kmコース

等があるが、5km以上のコースでは山を登るコースとなるため、勾配がある。
10kmコースでは高低差200メートルほどと、結構急な坂道を登り降りするコースとなる。

日本平桜マラソン公式サイトより

また、この大会は制限時間が厳しく、10kmでは1時間15分がタイムリミットとなっている。

急な勾配と、短い制限時間と、中年メタボのマラソン初心者には厳しい条件のようであるが、まぁ頑張ってみることにした。

筆者のスペック

  • 年齢は30台後半
  • 身長160ちょい
  • 体重72kg(ええ。肥満ですとも)
  • 中学~高校では運動部に所属はしていたが、幽霊部員。運動音痴
  • 運動と言えば、子供のサッカーの審判をやる時に走るのみ

マラソン大会に向けた練習を行う事で体重を減らしたい。という願望があります。

大会にむけての練習

4月1日の大会に向けて、1月から少しずつ練習をした。練習記録を見返してみる。

1月

  • 初めてのランニング
    2.3kmを約20分かけて走った。1kmあたり8分43秒
    最初の1kmでふくらはぎがつった。つったまま走り続けたところ、走り終わったあとも猛烈にふくらはぎが痛い状態が続いた。初練習にして、早くもマラソン大会は諦めようと思った。
  • ランニング(第2回目)
    初のランニングの翌日に2回目のランニングを行った。
    約3.1kmを21分ちょっとでは走った。1kmあたり6分51秒
    まあ足は痛いのだが、前日のように足をつることはなかった。はっきり言って前日とは比べものにならないほど楽に走れた。1日でこんなに変わるものなのか。。
  • ランニング(計9回)
    疲れた日や天候の悪い日は除いて、平日は3kmのジョギングを行った。
    3km程度を22分から23分のペースで走った。1kmあたりでは7分半程度。
    10kmマラソンの制限時間が75分なので1kmあたり7分ぐらいを維持できればなんとか完走ペースとなる。

1月の総走行距離は約35kmであった。3kmを1kmあたり7分半のペースで走るのはだんだん慣れてきた。

2月

少しずつ、距離を増やし、さらにはタイムを縮めようとトライするが。。。トラブル発生

  • 2月上旬 5kmジョギング(計7回)
    月が替わったのでジョギング距離を少し伸ばすことにした。またペースも、1kmあたり6分程度を目指して走ってみた。
    5kmのジョギング3回目で1kmあたり6分ジャストを達成した。
    以前からマラソンを趣味としている友人から「その体格でそのペースはケガするよ」との忠告を受けたため、これ以上のペースアップは目指さず、距離を延ばすのと、本番の上り坂対策をしていこうと考えた。
  • 2月中旬 2km坂道トレーニング(1回
    近所のちょっとした山の中の坂道を走ってみた。距離は2kmで高低差は65mのコースを、約16分かけて走った。(1kmあたり8分)
    息切れ激しく、翌日筋肉痛となった。
  • 2月中旬 3km~5km(12回)
    坂道トレーニングの翌日に3kmを走ったが、筋肉痛が激しく、相当しんどかった。
    しんどいときは距離を少なく走るようにして、ジョギングを継続した。
  • 2月中旬 10km(2回)
    とうとう本番と同じ距離である10kmを走ってみた。
    1回目は79分で、本番なら制限タイムオーバーとなる記録。
    2回目は69分で、制限タイム内となる記録であった。
  • 2月下旬 坂道を含むトレーニング(1回)
    近所の坂の上にある住宅街を走って坂道のトレーニングをした。6.7kmを46分半で走った。1kmあたり7分

とまあ、このころは非常に頑張って練習をしていたのであるが、今考えてみると明らかにやりすぎである。結局最後の坂道トレーニングの翌日から左膝が痛くなり、歩くのが困難な程になってしまった。整形外科に行ったところ、いわゆる「膝に水が溜まった状態」になっているとのこと。膝の水を抜いてもらうもののしばらくは運動しようという気にならないほど、膝が痛かった。10日ほどトレーニングを休んだ

3月

  • 3月上旬 5km
    一応膝の痛みが引いたかな、という状態になったので走ってみた。
    が、走ってみるとやっぱり左膝に違和感があり、足をまっすぐ伸ばすのが怖い感じ。
    1kmあたり7分40秒。。。
    このあとまた10日ほどトレーニングを休む。
  • 3月中旬 7km
    膝の違和感はほんの少しあるものの、大会も近いので子供と一緒にジョギングをした。
    1kmあたり7分15秒
  • 3月15日 3km
    近所のコースを走る。1kmあたり6分30秒。膝の違和感はまだ少しのこる。
    練習しすぎでまた膝が悪化するのもいやだし、ちょっと仕事も忙しかったし、結果的にこの日を最後に、大会本番まで練習はしなかった。

日本平桜マラソン10kmコース 大会本番

約2週間、全く練習をしないまま大会本番に臨んだ。ただ、気持ちの上では「苦しいながらも完走は大丈夫だろう」という感覚であった。10kmを何度か練習で走った経験が大きい。

レースは陸上トラックからのスタートとなり、スタートから2km程のところから上り坂になっていく。上り坂は相当きつかった。

特に当日は気温も高く、最後に練習を行った3月中旬の気温とは大違いで、暑さにたいする心構えが全く無い状態であった。ドリンクの準備をしていなかったのだが、給水所はスタートから2.5km付近と7.5km付近の2カ所にしかなかった。一番登りのきついポイントで給水出来ないのは相当しんどかった。次回参加する機会があればドリンクの準備をしていこうと思う。

レース中、ペース配分については平地はkmあたり7分、登りはkm8分ぐらいを目安に走った。まんべんなくkmあたり7分30秒で走れば制限タイムクリアとなるのだが、登りはきついだろうし、下りは多少早く走れるだろうから、平均7分30秒を切れるだろうという考えからである。

結局、しんどいながらも無事制限時間をクリアし、完走が出来た。

この年齢になると、達成感を感じるような出来事はこの頃あまり経験することがなかったため、完走できて素直にうれしい!

来年の冬にはフルマラソンを完走することを目標として、体をいたわりながら練習していこうと思う。

ちなみにハードに練習している時は多少体重は落ちたが、練習を控えめにするとすぐに元の体重に戻ってしまった。長い距離をスローに走るとダイエットに良いという意見も良く目にするし、やはり食事量やら酒の量やらを減らさないと体重は減らせないのかも。